ue4:perforce
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン次のリビジョン両方とも次のリビジョン | ||
ue4:perforce [2021/12/26 09:57] – [UE4/UE5 向けの設定] oga | ue4:perforce [2023/12/29 10:00] – [P4V を使う] oga | ||
---|---|---|---|
行 19: | 行 19: | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ===== Server OS について ===== | ||
+ | |||
+ | * ファイル名の扱い | ||
+ | * Windows 上でサーバーを起動した場合、デフォルトでファイル名の大文字小文字の区別がありません。また Workspace 名も大文字区別を区別しません。 | ||
+ | * Linux でサーバーを立てた場合、デフォルトでファイル名や Workspace 名の大文字小文字の区別があります。 | ||
+ | * https:// | ||
+ | |||
+ | * データベースファイル互換性 | ||
+ | * Perforce のデータベースファイルをそのまま異なる OS 上に持っていくことができません。 | ||
+ | * 同じ OS 上であれば別の PC にそのままコピーして移動させることができます。 | ||
+ | |||
==== Windows の場合 ==== | ==== Windows の場合 ==== | ||
行 27: | 行 40: | ||
- helix-versioning-engine-x64.exe を実行 | - helix-versioning-engine-x64.exe を実行 | ||
- Port Number はそのまま 「 1666 」 | - Port Number はそのまま 「 1666 」 | ||
- | - Server は「 | + | - Server |
- インストールが終わったら、以下 Command プロンプト (cmd.exe や powershell.exe) から作業します | - インストールが終わったら、以下 Command プロンプト (cmd.exe や powershell.exe) から作業します | ||
行 50: | 行 63: | ||
データベースの場所や文字コードなど、各種設定を行います。 | データベースの場所や文字コードなど、各種設定を行います。 | ||
これはサーバー(Service)側の設定になります。 | これはサーバー(Service)側の設定になります。 | ||
- | 管理者権限が有効な Console (cmd.exe や PowerShell) で実行してください。 | + | 管理者権限が有効な Console (cmd.exe や PowerShell) で実行してください。( -S オプションの大文字、小文字の違いに注意してください) |
< | < | ||
行 96: | 行 109: | ||
これで終わりです。 | これで終わりです。 | ||
あとは P4V などの client から Perforce Server を利用することができます。 | あとは P4V などの client から Perforce Server を利用することができます。 | ||
+ | |||
+ | また P4Admin を使うとサーバーの管理も GUI 上で行うことができます。 | ||
行 138: | 行 153: | ||
</ | </ | ||
- | あとは | + | あとは |
===== P4V を使う ===== | ===== P4V を使う ===== | ||
行 157: | 行 172: | ||
- "Open Connection" | - "Open Connection" | ||
- " | - " | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ===== Perforce 証明書の更新 ===== | ||
+ | |||
+ | サーバーの ssl 証明書は 1~2 年ほどで切れるため定期的に更新する必要があります。 | ||
+ | |||
+ | * https:// | ||
+ | * https:// | ||
行 176: | 行 199: | ||
上記以外にも、排他ロックが必要な binary file は " | 上記以外にも、排他ロックが必要な binary file は " | ||
- | **UE5 からは json への " | + | **UE5 からは |
< | < | ||
行 193: | 行 216: | ||
binary+w //....o | binary+w //....o | ||
binary+w //....bin | binary+w //....bin | ||
+ | binary+w //....so | ||
text+w // | text+w // | ||
text+w // | text+w // | ||
行 203: | 行 227: | ||
text+w // | text+w // | ||
text+w // | text+w // | ||
- | text+w //....json | + | text+w //....dev.json |
+ | text+w // | ||
+ | text+w // | ||
text+w //....tlh | text+w //....tlh | ||
text+w //....tli | text+w //....tli | ||
行 211: | 行 237: | ||
==== P4IGNORE ==== | ==== P4IGNORE ==== | ||
- | Git/ | + | Git/ |
- | またプロジェクトではなくユーザー単位の設定になるので、使用する方が各自設定を行ってください。 | + | 予めコマンドで設定しておく必要があります。 |
+ | またプロジェクトではなくユーザー単位の判定になるので、使用する方が各自設定を行ってください。 | ||
< | < | ||
p4 set P4IGNORE=<除外設定ファイルのパス> | p4 set P4IGNORE=<除外設定ファイルのパス> | ||
</ | </ | ||
+ | |||
+ | 例 | ||
+ | |||
+ | < | ||
+ | p4 set P4IGNORE=D: | ||
+ | </ | ||
+ | |||
除外指定は Git/ | 除外指定は Git/ | ||
行 230: | 行 264: | ||
- | ===== P4V を使用する場合の注意点 ===== | + | ===== CHARSET と P4V を使用する場合の注意点 ===== |
コマンドラインから設定する P4CHARSET は、" | コマンドラインから設定する P4CHARSET は、" | ||
行 244: | 行 278: | ||
* P4V の場合はメニューの Connection → " | * P4V の場合はメニューの Connection → " | ||
+ | |||
+ | |||
+ | * P4CHARSET に設定できる値 | ||
+ | * https:// | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ===== Perforce の改行コード変換 ===== | ||
+ | |||
+ | Perforce ではファイルタイプが text の場合改行コード変換が行われます。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | * [[https:// | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ファイルタイプ判定が間違っているとバイナリファイルでも CR (0x0d) が挿入されてしまうので注意してください。 | ||
+ | そのため typemap の設定は重要になります。 | ||
+ | |||
+ | 例えば utf16 のファイルが unicode ではなく text で登録されてしまうと 「00 0D 00 0A」 → 「00 0D 00 **0D** 0A」と余計なバイト文字が挿入さ文字化けします。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
ue4/perforce.txt · 最終更新: 2024/03/09 17:03 by oga