文書の過去の版を表示しています。
Linux で OpenGL を使う
Linux では Windows 同様に新しいドライバが提供されており NVIDIA GeForce, AMD RADEON では新しい GPU 機能を用いることができるようになっています。
2015/01/01 現在
OS | NVIDIA GeForce | AMD RADEON | Intel HD Graphics |
---|---|---|---|
Windows | OpenGL 4.5 | OpenGL 4.4 | OpenGL 4.3 (Haswell) |
Mac OS X | OpenGL 4.1 | OpenGL 4.1 | OpenGL 4.1 |
Linux | OpenGL 4.5 | OpenGL 4.4 | OpenGL 3.3 |
API
OpenGL 4.x を使うまで
OpenGL Version の確認方法
OpenGL の場合
$ sudo apt-get install mesa-utils $ glxinfo
version だけ抜き出す
$ glxinfo | grep "version string"
OpenGL ES の場合
$ sudo apt-get install mesa-utils-extra $ es2_info
Driver
NVIDIA GeForce, AMD RADEON は Windows と同等のドライバが用意されています。
- Ubuntu 14.04LTS / 14.10
- 設定→ソフトウエアとアップデート→追加のドライバー→プロプライエタリなドライバーの選択→reboot
- 例: NVIDIA binary driver version 331.133 (nvidia-331)
- 最初から選択できるドライバは少々古い可能性あり (OpenGL 4.4)
ドライバ入れ替えにより画面が表示されない等のトラブルが発生する可能性があります。 事前に ssh 等でリモートアクセスできるようにしておくと比較的安心です。
$ sudo apt-get install ssh
最新のドライバを入れる場合
GeForce
Windows ドライバ同様に NVIDIA サイトから Linux 向けドライバをダウンロードできます。
インストールには一旦 X server を止める必要があります。CTRL + ALT + F1 (~F6) で consle に降りるか ssh 等で他の PC からログインします。
$ export LANG=en $ sudo service lightdm stop $ chmod 700 NVIDIA-Linux-x86_64-346.22.run $ sudo ./NVIDIA-linux-x86_64-346.22.run $ sudo reboot
GeForce と RADEON のドライバは衝突するため同時に install できないようです。 以前のドライバのアンインストールが必要なので、頻繁にビデオカードを差し替える場合は HDD を分割して 2個 OS を入れて置いた方が良いかもしれません。
RADEON
AMD では Ubuntu (64bit) 等、distribution 毎にパッケージとしてダウンロード可能です。
Windows 同様に HDMI 出力ではオーバースキャンとなっています。 PC モニタに接続している場合は不要なので、上記より Catalyst Control Center を install したら amdcccle コマンドを実行。 オーバースキャンのスライダを 0 に設定。
参考にしたページ