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opengl:cpucore

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opengl:cpucore [2014/04/14 21:23] – [Group 1] ogaopengl:cpucore [2014/04/14 21:29] – [Group 1] oga
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 ただし NEON が Option 扱いとなっており、SoC の構成によっては NEON 命令が使えないものがあります。 ただし NEON が Option 扱いとなっており、SoC の構成によっては NEON 命令が使えないものがあります。
-NEON 無しの Cortex-A9 で一番メジャーなのが Tegra 2 です。+NEON 無しの Cortex-A9 で一番有名なのが Tegra 2 です。
  
 Cortex-A8 の VFP が遅いので、浮動小数点演算はすべて NEON を使いたいが、Tegra 2 のために NEON を使えないというジレンマがありました。 Cortex-A8 の VFP が遅いので、浮動小数点演算はすべて NEON を使いたいが、Tegra 2 のために NEON を使えないというジレンマがありました。
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 2013-2014 現在のハイエンド Smartphone 向け CPU はほとんど全部 Krait が用いられており、 2013-2014 現在のハイエンド Smartphone 向け CPU はほとんど全部 Krait が用いられており、
 Group 2 で最もメジャーな CPU core となっています。 Group 2 で最もメジャーな CPU core となっています。
 +
 +反面、64bit 化で遅れており Qualcomm 独自の 64bit core はまだ発表されていません。
 +
  
  
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 === Cyclone === === Cyclone ===
  
-Apple の独自 CPU core で初の ARM 64bit (ARMv8, AArch64) 対応 CPU。 +Apple の独自 CPU core の 2世代目す。 
-64bit 対応だけでなく性能的にも大きく向上しています。+市場に投入された初の ARM 64bit (ARMv8, AArch64) 対応 CPU core でもあります。 
 +64bit だけでなく性能的にも大きく向上しています。
  
-Swift 同様、低い動作クロックながら高い IPC が特徴。+Swift 同様、低い動作クロックながら高い IPC が特徴。
 演算ユニットは更に増えて、FP/NEON も実行 2~3pipe 有していることがわかっています。 演算ユニットは更に増えて、FP/NEON も実行 2~3pipe 有していることがわかっています。
 NEON の single precision fp ピーク性能は他の CPU core の 2倍。 NEON の single precision fp ピーク性能は他の CPU core の 2倍。
  
 ARMv8 のお陰で倍精度演算も強化されており、倍精度演算は他の ARM CPU core の 4~8倍 (64bit mode のみ)。 ARMv8 のお陰で倍精度演算も強化されており、倍精度演算は他の ARM CPU core の 4~8倍 (64bit mode のみ)。
-新しい命令セットによるメリットが大きく、ARM の 64bit 化が効果的であることを知らしめてくれた CPU 。 +新しい命令セットによるメリットが大きく、ARM の 64bit 化が非常に効果的であることを知らしめてくれた CPU 。
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 +もちろん上位互換性があるので、ARMv7A 32bit 命令もそのまま走ります。
  
  
opengl/cpucore.txt · 最終更新: 2018/06/08 21:57 by oga

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