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ddstexture

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ddstexture [2009/09/04 01:01] (現在)
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 +====== DDSテクスチャの表示&作成方法 ======
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 +  * とりあえず無料かつオンラインで入手できるものだけです。市販ツール等で対応しているものはもっと多数あると思われます。
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 +===== Texture Viewer (Explorer Extension) =====
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 +| Read のみ | サムネイル表示の拡張。表示自体は DXTex を使う |
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 +  * あまり知られていませんが、最新の DirectX SDK を install すると Explorer でそのまま Preview 表示できるようになります。他の画像と同じようにフォルダ内でサムネイルがならびます。
 +  * 対応している OS は Windows2000,​ XP, Vista のみです。
 +  * SDK の入手先については [[dxsdkver]] を参考にしてください。
 +  * 昔は無い機能だったので、おそらく最低でも DirectX9 以上が必要と思われます。
 +  * 実際の表示には DXTex が呼び出されます。
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 +===== Susie DDS Plug-in =====
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 +| Read のみ | HDR clamp | Cube 1面のみ | Mipmap 1面のみ |
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 +  * 当ページで配布している Susie 用 DDS plug-in を使うと、プラグインに対応している Susie や ViX 等のツールで表示させることができます。
 +  * 独自のデコーダーを使っているので、DirectX Runtime に依存しないのが特徴です。そのため DirectX Runtime が動かない NT 系や、DX 未対応の GL 専用ビデオカードを搭載した PC でも使うことができます。
 +  * ダウンロードはこちら [[http://​dench.flatlib.jp/​toolold.html|HYPERでんち 3D系ツール]]
 +  * HDRフォーマットも読み込めますが 8bit にクランプされます。ToneMap には未対応です。
 +  * CubeMap はクロス展開せずに最初の 1面だけ読み込みます。
 +  * MipMap は最上位レベルのみ読み込みます。
 +  * 上記 Texture Viewer (Explorer Extension) が使える環境ではあまり出番がありません。
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 +===== DXTex =====
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 +| Read / Write 対応 | HDR 対応 | CubeMap 対応 | VolumeTexture 対応 |
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 +  * DirectX SDK に付属しているツール dxtex.exe で読み込むことが可能です。これは比較的古い SDK にもついています。
 +  * DDS テクスチャの書き出しもできます。Cube 形式、HDR 形式などすべてのフォーマットを扱うことが可能です。
 +  * 書き込みは DDS 形式でしか保存できません。
 +  * このツールはテクスチャの読み書きに DirectX の Runtime (ReferenceDriver) を使っています。そのため、DirectX が動作しない環境では起動しません。
 +  * 操作性も独特で使い勝手が良くないので、普段は Photoshop Plug-in を使い、未対応の特殊なフォーマットの作成の場合のみ DXTex を使う形になるかと思います。
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 +===== Texture Converter (Windows Explorer Extension) 2007/08/16 追加 =====
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 +| Write のみ | Mip生成あり | 全フォーマット対応 |
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 +  * これも DirectX SDK に付属しているもので、SDK を install すると使えるようになります。
 +  * 対応している画像の上でマウス右ボタン「Convert To file format...」というメニューが追加されます。
 +  * BMP, DIB, JPEG, HDR, PFM, PNG, TGA, DDS から任意の DDS 形式に変換できます。
 +  * DXTex よりも簡単で使いやすいツールです。
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 +===== Texture Conversion Tool (texconv) 2007/08/16 追加 =====
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 +  * DirectX SDK 付属のテクスチャコンバータです。DXTex や Explorer Extension 系が DDS への変換しかサポートしていないのに対して、このツールでは相互変換できます。
 +  * ただし GUI のないコマンドラインツールです。
 +  * 対応フォーマットは BMP, JPEG, HDR, PFM, PNG, DDS
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 +===== NVIDIA Photoshop DDS Plug-in =====
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 +| Read / Write 対応 | HDR 対応 | Cube 対応(注意) | Mipmap 対応 |
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 +  * NVIDIA のサイトから Photoshop 用の DDS プラグインをダウンロードすることができます。
 +  * ダウンロードはここから行うことができます [[http://​developer.nvidia.com/​object/​photoshop_dds_plugins.html|NVIDIA Developer zone : Adobe Photoshop Plug-ins]]
 +  * CS2等 HDR 対応 Photoshop では、HDR テクスチャの読み書きができます。
 +  * ノーマルマップ用フィルタやプレビュー機能など非常に多機能です。
 +  * CubeMap も展開できますが、一般的ではない(クロスでない)形で、直列展開されるので注意してください。
 +  * 読み書きできない未対応のフォーマットが結構あります。生成できないフォーマットで書き出す場合は他のツールを使う必要があります。
 +  * Photoshop の Plug-in と互換性のあるツールでも使えるかもしれません。
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 +===== DirectX Extensions for Adobe Photoshop . 2007/​08/​16追加 =====
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 +| Read/Write 対応 | 全フォーマット対応 |
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 +  * DirectX SDK に付属している Photoshop 用 Plug-in です。
 +  * Photoshop v7.0, 8.0, CS 用
 +  * NVIDIA 製よりも機能が落ちますが、対応フォーマットが豊富で互換性もこちらの方が上です。
 +  * 普段は NVIDIA 版で、用途に応じて併用するのがいいかもしれません。
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 +===== AMD ATI Compress =====
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 +  * ATI の開発者向けサイトからダウンロードできるテクスチャ圧縮ツールです。
 +  * [[http://​ati.amd.com/​developer/​compress.html|ATI_Compress]]
 +  * 3Dc 圧縮形式に対応しているのが特徴です。
 +  * ATI のサイトでは NVIDIA の Photoshop Plug-in みたいな総合ツールがない代わりに、機能毎の単発のツールが結構おいてあります。
 +  * NVIDIA のツールがサポートしていない形式や機能を補佐する場合に最適です。
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 +====== DDSテクスチャを扱う上での問題点&​注意点 ======
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 +  * DDS 形式はフォーマットのバリエーションが非常に多いので、各ツールによって扱えるデータフォーマットが微妙に異なります。
 +  * 特に NVIDIA 、ATI はそれぞれハードの特徴にあわせた、得意なフォーマットのみ対応していることがあります。
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 +  * また同じ形式の DDS テクスチャでもヘッダ構造が異なっていることがあります。この辺の詳細は当 web の解説を参考にしてください。
 +    * DDS フォーマットについての具体的な解説 [[http://​dench.flatlib.jp/​ddsformatmemo.html|DDS Texture Format meom]]
 +    * 特にヘッダで miplevel の値が間違っているフォーマットが結構あります。
 +     * 間違ったヘッダ構造だと読み込めないか、誤動作するツールもあります。
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 +  * フォーマットの種類が多く、めったに使われない形式では結構バグが残っていることがあります。HDR 系、CubeMap系、Volume 系など、仕様上対応していても読み書きを繰り返しているうちにおかしな値になることがあります。
 +  * 特に NVIDIA の Photoshop Plug-in は、古いバージョンのプラグインも保存しておくことをお勧めします。
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 +  * 最新の GPU は、精度やデータ形式においてツールの性能を大きく上回っていることがあります。DDS テクスチャをツールで読み込んで保存するだけで、一見見た目では変わらないのに情報が大きく落ちてしまうことがあるので注意してください。
 +    * HDR、CubeMap、MiMap、だけでなく NormalMap のフィルタリングなども要注意。
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 +====== お勧めのツール ======
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 +==== Photoshop があるなら ====
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 +  * 基本的には NVIDIA の Photoshop Plug-in があれば、たいてい表示からコンバートまでそつなく扱うことができます。プロの方にもお勧め。
 +  * ただし普段あまり使われない機能ではバグが結構残っているので注意が必要です。
 +  * 未対応形式だったり動作がおかしいと思ったら DXTex を使いましょう。
 +  * また CubeMap 等、独自の形式に展開してしまうので、互換性の面では少々疑問が残ります。
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 +==== DirectX SDK で一式そろう ====
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 +  * Photoshop がない場合は、とりあえず DirectX SDK を install することで一式ツール環境がそろいます。
 +    * Explorer Extension でサムネイル表示と、DDS への変換。
 +    * DXTex で DDS 画像の表示。(または変換)
 +    * DirectX Extensions for Adobe Photoshop で、Photoshop の拡張。
 +    * Texconv でコマンドライン上でフォーマット変換。
 +  * ただし DDS への変換は簡単ですが、逆変換は Photoshop を使うかコマンドラインで作業する必要があります。
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 +====== 更新履歴 ======
 +  * 2007/08/15 ページ作成
 +  * 2007/08/16 DirectX SDK 系ツールをさらに追加 (Texconv、Explorer Extension の Converter, Photoshop Plug-in )。SDK 系ツールの説明追加。各説明文の若干の手直し。
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ddstexture.txt · 最終更新: 2009/09/04 01:01 (外部編集)