目次

OpenClaw の Install 手順 (Local LLM 対応)

ここでインストールしたものが OpenClaw のサーバーとなります。 OpenClaw ではサーバーのことを Gateway と呼びます。

インストール先についての注意点

独立した仮想環境にインストールすることを推奨します。 OpenClaw はエージェントとして PC 操作を自動的に行いますので、ファイルが勝手に削除されたり個人情報がアップロードされたりといった問題が発生する可能性があります。 特にパラメータ数が少ないモデルを利用している場合はエージェントが暴走しがちなのでご注意ください。


インストール手順 Mac

Node として他の Gateway に接続できます。GUI インストーラーがあるのでそれに従います。

自分自身に Gateway をインストールする場合は Linux とほぼ同様の手順で行うことができます。(未確認)

  1. sudo ls コマンドを実行してパスワードを聞かれたら入力しておきます
    • 一度 sudo を実行しておかないと次のコマンドが失敗するため。
  2. インストーラーのコマンドを実行します。curl -fsSL https://openclaw.bot/install.sh | bash
    • 全部自動で行われるので、時間がかかりますがあとは待ちます
  3. インストーラーが始まったらあとは Linux の手順同様 LLM の選択やキーの入力、Channel への接続などを行います
    • Skip してあとから行っても構いません。

インストール手順 Linux

(1) OpenClaw インストール

Linux の場合

  1. sudo apt install curl」を実行
  2. curl -fsSL https://openclaw.bot/install.sh | bash」を実行
  3. インストーラーが起動するので「共通」に進む
    • もしインストーラーが自動的に始まらない場合は「openclaw onboard --install-daemon
  4. I understand this is powerful and inherently risky. Continue?: Yes
    • セキュリティリスクの説明をよく読んでから Yes を選択
  5. Onboarding mode: QuickStart
    • もし Gateway (Server) ではなく Node としてインストールする場合は Manual を選びます
  6. Model/auth provider: 任意の API を選択
    • すでに使用している AI サービスの API があればここで指定します。適当に選択だけしておいて、あとから設定することもできます。
    • もし ollama や LMStudio 等の Local LLM を使う場合は仮の設定として 「Skip for now」→ 「openai」→「Keep current」 を選びます。
  7. Select channel (Quick Start): 任意のサービスを選択 または Skip for now
    • Discord や Slack などのセットアップができます。
    • あとから行う場合は「Skip for now」
  8. Configure skills now?: Yes
  9. Show Homebrew install command?: Yes
    • Homebrew のインストール手順が表示されるので、OpenClaw のインストールが終わってから実行します
  10. Preferred node manager for skill installs: npm
  11. Install missing skill dependencies: Skip for now
    • SPACE キーでどれか項目を選択してから ENTER で進みます
  12. Set GOOGLE_PLACES_API_KEY for goplaces?: No
  13. Set GOOGLE_PLACES_API_KEY for local-places?: No
  14. Set GEMINI_API_KEY for nano-banana-pro?: No
  15. Set NOTION_API_KEY for notion?: No
  16. Set OPENAI_API_KEY for openai-image-gen?: No
  17. Set OPENAI_API_KEY for openai-whisper-api?: No
  18. Set ELEVENLABS_API_KEY for sag?: No
  19. Enable hooks?: Skip for now
    • SPACE キーでどれか項目を選択してから ENTER で進みます
  20. How do you want to hatch your bot?: Do this later
  21. Install shell completion script?: Yes
  22. インストーラーが終了するので Linux の場合はコマンドラインから以下の操作を行います。
    • chmod 700 ~/.openclaw
    • . ~/.bashrc

※ Homebrew インストールは必須ではなくなったようなので削除

(2) 使用する LLM の再セットアップ

■ 有料の各種 API を使用する場合

もし有料の API を使用する場合は以下の手順で再セットアップできます。

  1. openclaw configure --section model」を実行
  2. Where will this Gateway run?: Local
  3. Model/auth provider: 使用するサービスを選択
    • 以降はそれぞれの API 毎に異なります。インストーラーの指示に従ってください。

■ Local LLM を使用する場合

直接 ~/.openclaw/openclaw.json を編集します。

  1. models.providers を定義して任意の provider を追加します。
  2. agents.defaults.model.primary に、使用する provider と model を指定します。

この設定を成功させるためのポイントは以下の 2つです

以下設定例です。contextWindow と maxTokens は、走らせている PC のスペックやモデルに合わせて変更してください。

※ LMStudio/Ollama/Ollama-Cloud 等を使った様々な設定例をこちらにまとめました

Ollama を登録する例。以下の設定を行った場合は、agents.defaults.model.primary に “ollamalocalpc/gpt-oss:120b” として設定できます。

{
  ~
 
  "models": {
    "providers": {
      "ollamalocalpc": {
        "baseUrl": "http://<OLLAMA HOST ADDRESS>:11434/v1",
        "apiKey": "ollama-local",
        "api": "openai-completions",
        "models": [
          {
            "id": "gpt-oss:120b",
            "name": "gpt-oss:120b",
            "reasoning": true,
            "input": [
              "text"
            ],
            "cost": {
              "input": 0,
              "output": 0,
              "cacheRead": 0,
              "cacheWrite": 0
            },
            "contextWindow": 65536,
            "maxTokens": 32768
          }
        ]
      }
    }
  },
 
  ~ 
}

より詳しくはこちらを見てください。

(3) メッセージングサービスとの連携を再セットアップ

初回のインストーラーでスキップした場合や、あとから別のツールとの連携を追加したい場合などは以下の手順で設定できます。

  1. openclaw configure --section channels」を実行
  2. Where will this Gateway run?: Local
  3. Channels: Configure/link
  4. Select a channel: 使用するサービスを選択
    • 以降はそれぞれのサービス毎に異なります。インストーラーの指示に従ってください。

トラブル対策

もし openclaw status 実行時に「nodes pending failed: Error: gateway closed (1008): pairing required」と表示されていたら

  1. openclaw devices list を実行して、Pending 欄に Request がないか確認します
  2. もし Request があれば以下のコマンドを実行してペアリングします
    • openclaw devices approve <RequestCode>

openclaw devices list を実行

gateway connect failed: Error: pairing required
◇
Direct scope access failed; using local fallback.
Pending (2)
┌──────────────────────────────────────┬────────────────────────────────────────────────────────────────┬──────────┬────────────┬──────────┬────────┐
│ Request                              │ Device                                                         │ Role     │ IP         │ Age      │ Flags  │
├──────────────────────────────────────┼────────────────────────────────────────────────────────────────┼──────────┼────────────┼──────────┼────────┤
│ 1de2a12b-10f3-99b3-3fd4-5a33e3e4c46b │ ...                                                            │ operator │            │ just now │ repair │
│ de3f3341-632f-998f-3f14-35e122b41d10 │ ...                                                            │ operator │            │ just now │        │
└──────────────────────────────────────┴────────────────────────────────────────────────────────────────┴──────────┴────────────┴──────────┴────────┘
Paired (1)
┌─────────────────────────────────────────────────────────────────────────┬───────────────────┬─────────────────────┬──────────────────┬────────────┐
│ Device                                                                  │ Roles             │ Scopes              │ Tokens           │ IP         │
├─────────────────────────────────────────────────────────────────────────┼───────────────────┼─────────────────────┼──────────────────┼────────────┤
│ ...                                                                     │ operator          │ operator.read       │ operator         │            │
└─────────────────────────────────────────────────────────────────────────┴───────────────────┴─────────────────────┴──────────────────┴────────────┘

上のように表示されていた場合、以下のように “Request” 欄の ID を指定して承認します

openclaw devices approve 1de2a12b-10f3-99b3-3fd4-5a33e3e4c46b

2つ目も同じように承認します

openclaw devices approve de3f3341-632f-998f-3f14-35e122b41d10

Request 欄の ID はコマンドを実行するたびに変わるので注意